ピープルマネジメント
目次
2025年 5月からスタートした エッセンスコース第3期。後半地点での変化をインタビューしました!
パナソニック保険サービス株式会社
人事部 鹿子木 謙介さん
(受講前の状況は?)
現場のミドルマネージャーが、自組織の人材について様々な悩みを抱えていることを人事として日々感じていました。部下のモチベーションを高めること、自発的な成長を促すこと、自律・自走すること、組織内・組織間の協働意識を高めていくことなど。
会社としても社員のエンゲージメント向上を目指している中、「ミドルマネージャーがキーマンになる」と考えており、人事としてどんな支援や知識をつけてもらうのがよいか試行錯誤している状況でした。
また、学びに関しては、自己啓発の支援制度も充実させてきましたが、自発的・積極的な学びの促進はまだ道半ばであり、「学んだスキルを現場でどう生かすのか」というアウトプットの視点が十分ではないことも課題でした。学びを活かすという本質的な問いに立ち返ることは、まだまだできていませんでした。
(参加しての印象は?)
まず、事前学習の動画が素晴らしいです。対人マネジメントの全体像が体系的に整理されており、分かりやすい! ライブ演習後に振り返ると、さらに理解が深まります。
そして、傾聴やコーチングといった内容も、単なる手法ではなく、本質を学べていると感じます。どの手法においても、1章の1にある「ピープルマネジメントとは」という定義が土台にある。逆に、ここを忘れてしまうと表面的なもので終わってしまうと思います。
(ライブ演習はいかがですか?)
率直にいうと「面白い!」です。自己啓発はどうしても一人での学びになりがちですが、PMAでは他の受講者の視点や意見を聞くことで、自分だけでは気づけなかった発見がある。その気づきがまた理解を深めてくれる。「共同的な学び」ってこういうことなんだろうなと感じます。
特に印象的だったのは「心理的安全性」をテーマにした回です。これまでもグループ内の有志団体で学んできたテーマでしたが、改めて研修として体系的に整理された形で学べたことで理解が深まり、自社だけでなく社会的にも重要な視点なのだという認識をもつことができ、社内の活動にも自信を持つことができました。
さらに事前に取り組むセルフワークがあることは大きな魅力だと思います。テーマごとに整理された構造やセルフワークは「自分の組織に置き換えて考える」ことができるので理解が深まります。
(受講による変化は?)
学びをアウトプット課題で整理し、自分の組織に当てはめて考える。そのプロセスを繰り返す中で、改めて日常のコミュニケーションの重要性を強く感じるようになりました。
特に意識して取り組んだのは「メンバーを理解するコミュニケーションをとること」です。これまではMTGや業務上の打ち合わせがメインでしたが、それだけでは分からないことも多いので、1on1や雑談の機会を増やすようにして、メンバーの価値観や考え方にも着目するようにしました。その結果、以前よりもメンバー理解が進み、意見や行動を引き出すことができたり、コミュニケーションの面で手ごたえを実感しています。
(メンバーへの影響は?)
後輩に対しては、学びのシェアをしてきました。内容を何度か説明していると徐々に積極的に反応してくれるようになったのは嬉しいですね。また「こういう考え方があるよ」と伝えると、自分の行動に取り入れようとしてくれたり、内容について質問してくれたりもありました。ただ学ぶだけでなく、自分なりに実践しようとしているのが分かります。PMAで学んだことをシェアすること自体が、後輩の成長支援にもつながっていると感じます。
(学びを組織で広げていくために必要なことは?)
個人の努力だけでは、学びが日常に埋もれてしまうこともあります。
だからこそ、人事や上司と連携して、研修受講前の目標設定や、受講期間中に上司と内容・変化を共有できれば、組織全体で学びを循環させていけるのではないかと考えています。PMAの学びを現場で実践し続けるには、上司の理解や組織を巻き込むことが必須だと思います。
インタビューご協力ありがとうございました!
人事として、アカデミーの仲間との対話で得られた学びを日常のマネジメントに落とし込んでくださっていること、本質に立ち返る意識を持って学びを活用いただけていること、とても嬉しく思います。
「個人の努力に終わらせず、上司や組織を巻き込む」必要性は、運営側として常に考えている部分です。ぜひまた意見交換させてください!
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